アイテム詳細
ダーウィンの思想―人間と動物のあいだ (岩波新書)
内井 惣七 / 岩波書店 グループ:Book /ランキング:67324 価格:¥ 777 / ユーズドストア ¥ 560 より 発売日:2009-08 /在庫あり。
この商品を買った人はこんな商品も買っています。
チャールズ・ダーウィンの生涯 進化論を生んだジェントルマンの社会 (朝日選書) 種の起源〈下〉 (光文社古典新訳文庫) 種の起源〈上〉 (光文社古典新訳文庫) 分類思考の世界 (講談社現代新書) 四コマ漫画―北斎から「萌え」まで (岩波新書)
カスタマーレビュー
おすすめ度: ダーウィンという人間、そしてその人生 ダーウィンの思想、というタイトルだし、著者は哲学者なのだが、内容は意外とダーウィンという人間、そしてその人生に関わるものが多いような気がした。 個人的には、タイトルと著者を見ててっきり「進化論の哲学をコンパクトにまとめた本か」と思ったので正直意外であった。 思想についても、ダーウィンやその同時代の人物が考えた順番で紹介されていくので、進化論自体を知りたい人よりも、思想遍歴やダーウィンの思想的葛藤などを読んで楽しみたい人が本書を読むべきだと思った。 ダーウィンの思想の切り出し方も、進化論というよりも、最初と最後で「道徳」の話を出し、人間と動物、道徳というものを(進化的に)いかに位置づけるか、という問題を中心に据えている。 どちらかといえば社会進化論なので、正当な進化論をイメージしているとやや肩透かしをくらわされる。 もちろん、ダーウィンのころから社会進化論への視座があったのか、ということを知りたい人にはおススメである。 進化論の思想そのものを知りたい人は、エリオット・ソーバー進化論の射程―生物学の哲学入門 (現代哲学への招待Great Works)を読むほうがいいだろう。 キリスト教的な道徳観を乗り越えたダーウィン ダーウィンの進化論といえば、誰もが知るような有名なものであるが、実はその内容が広く理解されているわけではないようだ。 かねてより「種の起源」を読んでみたいと考えていたが、どうも非常に難解であると聞き、何かちょうど良い入門書はないものか というときに見つけたのが本書だ。 著者が科学「哲学者」ということとタイトルの「思想」と言うところから、科学的・専門的な内容というよりも感覚的に読めるの ではないかと思った次第である。 事実、ダーウィンの思想的な変遷や新たな考え方が生まれるきっかけについて非常にわかりやすく書かれている。 ライエルやウォレスらの影響しあい、磨きあえる研究者がいたこと、種の起源の元ネタとなる「スケッチ」や「エッセイ」の存在、 ダーウィンフィンチや蘭を中心とした種の分化の研究、当時の道徳観を超えて人間の進化とそれを取り巻くライバルたちの発表 が描かれている。 そして、最終章では神がすべてをデザインしたとするキリスト教文化の中で、特に人間が道徳を持つことは特別とされてきたが、 その道徳さえも人間の進化において社会性を求められるという必要性から形作られたものであるという最終的なダーウィンの結論 が他の学者の実験結果で細くしながらわかりやすく書かれている。 生物の進化だけでなく、キリスト教的な考え方に対するアンチテーゼという思想的な部分もたぶんに描かれておりどちらに興味を もつ方にもお勧めできる一冊である。 ダーウインの思想 正直な話、いささか思惑の外でした。 小生の思い込みが一方すぎたのかと自省いたしております。 御社にて本を求める際、内容の一部だけでも見ることができればな、と思います。 やはり本屋にて「パラパラ」とペイジをめくり納得して購入すべきと改めて思う ことでした。 ダーウィンの偉大さを描き出した一冊 名前のみは有名であるダーウィンの「進化論」。しかし、その内容は案外知られていないのではないだろうか。あらゆる場面に、「神」の影響を前提とする当時の西欧社会。そんななかで、ダーウィンは「神のデザイン」という呪縛をあっさりと乗り越え、科学的な理性により進化論を語った。 「神は死んだ」と言ったのはニーチェであるが、ダーウィンも「神殺し」の一人と言えるであろう。そんなダーウィンの思想の偉大さと、その発展過程を伝えてくれる一冊。 ダーウィンの思想―人間と動物のあいだ (岩波新書) ダーウィンの思想を追体験する よく知られていながらも、実際にその内容や意義については誤解が多いダーウィン思想。本書は科学哲学の立場から、時系列順にビーグル号の航海、自身の結婚、自然淘汰説、進化の見えざる手、分岐の原理、そして人間の道徳性の獲得、とその展開を追っていく。 その科学史、思想史上の正当な位置づけを試みる。中世以来何にも付きまとってきた「神」をできる限り追放するのが近代の歩みであるが、彼の思想はその決定的なものとなった。具体的に、どこが革新的で、どこが漸進的であったのかが明確にされる。 そのプロセスが地道に、そしてスリリングに追体験できる一冊である。 パーマリンク : ダーウィンの思想―人間と動物のあいだ (岩波新書) |
|
|
|