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君に届け 1 (マーガレットコミックス (4061))
君に届け 1 (マーガレットコミックス (4061))
椎名 軽穂 / 集英社

グループ:Book /ランキング:-
価格:¥ 410 / ユーズドストア ¥ 345 より
発売日:2006-05-25 /在庫あり。

カスタマーレビュー
おすすめ度:
素敵な漫画  (2010-08-11)
全体に登場人物がみんな潔くて気持ちいいです。

大人になって遠く忘れてしまったプラトニックな恋を、
もう一度思い出させてくれる素敵な漫画です。

主人公に苛立つ  (2010-06-23)
主人公(爽子)が他力本願な気がしました。
私は恋をしたことが無いので全然共感ができません。
ここの評価ほど面白くなかったです。
大きなアクションが無いのでのろのろ話が進んでいきます。
誰かのレビューの
「髪を切る」はありだと思いました。

風早くんみたいな彼氏だったら・・・  (2010-05-07)
見事に心を持っていかれた。

30歳で2児の娘の父親ですが、何気に手にした少女漫画が
こんなに面白いとは思わなかった。

爽子のどこか抜けていながら純な恋愛を通して成長していく姿。
ちず、あやね、龍たちの暑苦しさを感じさせない、さらりと描かれる友情。

そして風早の、ゆっくりゆっくり自分の想いと爽子を想いを重ねていこうとする
男も憧れてしまうような恋愛観。

もちろん現実にこんな"爽やかの塊"みたいな好青年がいるはずないだろうが、
もし、こんな男が将来娘たちの彼氏、あるいは結婚相手だったら、私は喜んで
送り出してあげたい。

少年漫画、少女漫画のヒット作に共通して言えるのは、「自分もこんな世界で生きてみたい」
という世代を越えて"憧れ"を感じさせてくれるストーリー、そして画力だろう。

また、この作品が教えてくれたのは、言葉の力だ。
大事な人に想っている事を"届けたい"のであれば、"きっと分かっているはず"という
思い込みでなく、しっかり自分を素直に伝えようとする力が必要だ。

現実の世界でも言葉に力がこめられていたら、相手の心のスイッチが自然とONになる。
そうなれば、どんなに下手な伝え方でも、きっと"君に届け"られる。

素晴らしい作品に出会えた事に感謝。









ありそうでなかった。  (2010-05-07)
今更少女マンガを見るなんて〜と思いながら、なにげなくアニメを観はじめたら…「あれ?!おもしろい!!」。それから原作を大人買い。
最初、設定自体はありがちな感じがするんですが、この作品はちょっと違うんです。
なんだか言葉で表現してしまうのが勿体ない!
作品のとっても素敵な空気感にきっと心が洗われるような、そんな気持ちになれる作品です。
出会えてよかったなぁ。

地味系美少女が周囲の誤解の視線を受ける中、彼女の良さにいち早く気付いた男子との初恋。  (2010-05-05)
近年の少女漫画部門の話題作。読んでみて分かる主人公カップルの純愛ストーリー。
同じマーガレット連載されていた桃森ミヨシ先生の「ハツカレ」に似た雰囲気で、もっと嫌がらせとか恋敵とか不良ッポイ友人とか、
現実にありそうなエッセンスを注入した「綺麗ごとだけ」ではないラブ・ストーリー。

黒沼爽子は高校1年生の女子。地味で大人しいのだが、市松人形のような外観が小学校・中学校を経ていくうちに
「霊感がある」「幽霊が見える」「目を合わせると災いが振りかかる」等のあらぬ噂を呼び、クラス内でも孤立気味。浮いた存在だった。
仇名は「貞子」。ホラー映画の登場人物から取られていた。

そんな彼女が憧れているのがクラスメイトの男子・風早君。爽やかで嫌味がなくて面倒見がよくてクラスメイトから信頼されていて・・・・。
自分には眩しい存在。他のクラスメイトとは違って自分に対しても普通に接してくれる。
クラスメイトともっと仲良くしたい、普通に接して欲しいと願う爽子は風早の助言から
普通なら絶対に友達にならないだあろう「吉田」「矢野」の女子2名と親しくなることができた。

自分に対する周囲の誤解の視線を打ち破るには、たとえ弱くとも自ら最初の1歩を踏み込むことが必要。
自分から働きかけねば状況は変わらないのだ。
内気な爽子にとってはそれは「他人が想像する以上に困難な行動」であったはずだ。
失敗したら・・・今よりももっと誤解されたら・・・嫌われたら・・・・・迷いが交錯して止まなかったはず。
だが、その恐怖心以上に爽子の「誤解を解きたい」「みんなと仲良くしたい」気持ちは強かった!

背中を押したのは確かに風早だったかもしれない。
だけど、最終的に勇気を出して1歩踏み出したのは爽子自身。
爽子が自ら「変わろう!自分の殻を破ろう!」とした気持ちが周囲の人間に伝わったからこその
変化であったことを忘れてはならない。
爽子が1歩譲ったことを認めたからこそ、クラスメイトや周囲の人たちも爽子に対して誤解の視線があったことを認めた。

人は時に何の自らの変化も為さずして、周囲が自分に都合のいいように変わってくれないことを嘆いたり恨んだりする。
けれど、それでは「真の相互理解」は有り得ない。所詮は赤の他人同士。真の理解など最初からないのだと突っぱねるのは容易い。
人は他人の非を責めるのは簡単でも、他人の罪を許すことには不器用な生き物だと思うから。
まず自らが変わること。次は変わった(自らの過ちを認めて、良くなった)者を評価してあげること。
他者の罪だけを責めて、それを償う機会を与えてあげないのは「片手落ち」である。
最初から「無条件で評価してもらえる」という甘えを捨てること。

風早を好きな女子、胡桃沢梅は爽子に言う。
「何の苦労もなく風早の周りにいるあんたなんて嫌い」と。
梅も孤独だった。自分の周囲に群がる女子は自分を利用しようとする子ばかり。
中学時代はひとり教室で涙を流す日もあった・・・・・・。
だから打算なく自分を見てくれる風早を好きになった。
けれど彼女は知らなかった。
「(周囲の勝手な誤解や思い込みの視線に)歯を食いしばっていたのは自分だけではなかったこと」を。
爽子は泣きこそしなかったかもしれないが、心は誤解に傷付いて血を流し続けていた・・・・。
それを彼女が知ったとき、2人の間に「同じ男を好きになった」縁が
「親友への道」を一直線に切り拓かせるような気がするのが「最新第10巻の引き」です。
梅の目の前に打算なく自分を見てくれる女の子が初めて現れた。

梅の中学時代の笑顔はいつの間にか「作り笑い」に変わっていた。
信じていた女子たちに裏切られて一度は失ってしまった「心からの笑顔」。
それを取り戻させてくれる予感がする。鍵を握っているのは「恋敵」。
自分が憧れて止まなかった「風早の隣」を自分の場所とした女・・・・。
「恋敵の変化」を認めること。それが最後の一山のような気がする。
爽子は梅を受け入れる準備は出来ている。
梅が1歩譲ったとき、最大の恋敵は最高の味方に変化する。そんな予感がする。
続きは本編で。

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